MSVCR120.dll が見つからなかったため、アプリケーションを開始できませんでした。

Visual Studioなどで作成した自前のプログラムを、Visual Studioがインストールされていない別のPCで実行しようとすると、「dllがないよ」とダイアログが出てきて怒られることがしばしばある。

それではMSVCR120.dllとはどのようなものなのか?
MicrosoftのWebページを見てみると、「Visual Studio 2013世代のC言語ランタイムライブラリ」というような説明がある。

 

この問題を解決するには、基本的にはVisual Studio 2013 の Visual C++ 再頒布可能パッケージをダウンロードしてインストールすればよい。

もっと変更量が少なくて済むやり方としては、Visual StudioがインストールされているPCの中からMSVCR120.dllを見つけ出して実行ファイルと同じ階層にコピーを配置してやればよい。

なお、dllにはx86版(32bitアプリケーション用)とx64版(64bitアプリケーション版)があるので注意が必要。(自前のプログラムならどの構成でビルドしたか分かっているとは思うけど)

 

ちなみにMSVCRに続く数字はVisual Studioの世代を表していて、
100なら、Visual Studio 2010だし
140なら、Visual Studio 2015である。

 

参考Webページ