Windowsタブレット(DG-D08IWB)にWindows10をインストールする
Windows10への無償アップグレードが今日までなのでドスパラ製のタブレットDG-D08IWBに駆け込みでWindows10を入れることにした。
インストール方法は、ドスパラのWebページで紹介されていたのでそれに従った。手順としては次のようになる。うちの子はストレージが32 [GB] だったのでMiscroSDカードは使わなかった。
手順概要
- 予めタブレットを充電しておく(90%以上)
- 別のPCでMediaCreationToolをダウンロードして、インストールメディア(USBメモリ)を作成する
この作業はタブレットPCで行なっても問題はない(やりにくいだけで...) - MicroUSB-USB変換アダプタをタブレットにつけて、USBメモリをタブレットに接続する
- setup.exeを実行(アップグレードには1~2時間くらいかかる)
- Windows10の初期設定を進める
不具合について
上の手順5では、タブレットのタッチパネルが(縦方向に見て)左右反転になってしまっているので、予めUSBキーボードやUSBマウスをHUBで接続したで手順4以降を進めたほうがよい。(Windows10の初期設定でユーザ名などを入力する際に苦労する)
この件を含めて、DG-D08IWB(もともとはWindows8.1)にWindows10をインストールすると不具合が2点ある。
- タッチパネルのタッチ位置が反転している
- 画面が回転しない
それぞれの不具合の解消方法を紹介する。
タッチ位置の問題
C:\Windows\INFにDG-D08IWB用の設定ファイル(TouchSetting.gt)がないせいで起きている問題っぽい。下のリンクからダウンロードできるので使わせてもらう。
http://icmpv6.org/tmp/TouchSetting.gt.bz2
bzip2形式の圧縮ファイルなので別のPCでダウンロード~展開を行なったほうがよさそう。あとはタブレットPCの C:\Windows\INF\TouchSetting.gt へコピーして再起動すれば、普通にタッチパネルが使えるはず。
画面回転の問題
ドスパラのWebページにこの問題を解決したタッチパネルのドライバが置いてあるのでダウンロードしてインストールする。
新しい公開されているドライバをインストールする前に、古いドライバを削除しておいたほうが安全かも知れない。
[システムのプロパティ] → [デバイスマネージャー] → [Sensor I/O devices] → [Kionix ...] → [削除] → [このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する]
zipファイルを展開すると、install.batがあるので管理者として実行する。
インストール完了後、画面の回転が有効になる。また、再起動後に回転のロック(アトラクションセンター)が有効になる。
再インストールに向けて
Windows10をリカバリーした際や再インストールした際、これらの不具合はそのまま残ると思われるので関連するファイルはバックアップしておいたほうがよさそう。