Windows10の回復パーティションを削除する
Windows10に一度アップグレードすると、HDD/SSDに「回復パーティション」という名の 500 [MB] くらいの容量のパーティションが作成される。
その後、Windows10からWindows7に戻してPCを使っていると、この「回復パーティション」はただの穀潰しになってしまう...今回の記事はは無用になってしまったパーティションの削除に関する記事である。
EaseUS Partition Masterなどのパーティション管理ツールを使えばGUI操作で簡単に削除できるが、diskpartコマンドを使ったCUI操作でもそんなに難しくなく作業できるのでこちらを紹介する。
- コマンドプロンプトを管理者として実行する
- diskpartを実行する
> diskpart
- 削除するパーティションを確認する
DISKPART> list disk ディスク 状態 サイズ 空き ダイナ GPT ### ミック ------------ ------------- ------- ------- --- --- ディスク 0 オンライン 238 GB 0 B * DISKPART> select disk 0 ディスク 0 が選択されました。 DISKPART> list partition Partition ### Type Size Offset ------------- ------------------ ------- ------- Partition 1 システム 100 MB 1024 KB Partition 2 予約 128 MB 101 MB Partition 3 プライマリ 225 GB 229 MB Partition 4 回復 499 MB 226 GB Partition 5 プライマリ 11 GB 226 GB
- パーティションを選択して、削除を実行する
(上のパーティション構成の場合、回復パーティションは4番目のパーティションなので 4 を指定する)
DISKPART> select partition 4 パーティション 4 が選択されました。 DISKPART> delete partition override DiskPart は選択されたパーティションを正常に削除しました。
「回復パーティション」は保護されている領域なので、overrideオプションを付けないと削除できないらしい。DISKPART> delete partition 仮想ディスク サービス エラー: force protected パラメーターを設定しないと、保護されたパーティションは削除できません。
- diskpartを終了する
DISKPART> exit
以上で、「回復パーティション」の削除ができているはず。
参考Webページ